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越後獅子[えちごじし]

新潟県西蒲原郡月潟村からでた獅子舞の大道芸は、江戸時代、踊りや軽業をみせながら、諸国を歩いていて、江戸でも親しまれたようです。

この大道芸は、角兵衛[かくべえ]または角兵衛獅子[かくべえじし]と呼ばれていました。

喜撰[きせん]

『六歌仙容彩』[ろっかせんすがたのいろどり]のひとつである、『喜撰』[きせん]は、平安時代の名僧喜撰法師をかり、 江戸に置き換えて踊る演目です。

『六歌仙容彩』[ろっかせんすがたのいろどり]にあるように、もと小野小町をめぐって思いを打ち明けるが、その恋は成就しない、 という変化舞踊のひとつだけに、喜撰法師は、粋な坊主という役柄に仕立てられています。

傾城[けいせい]

傾城[けいせい]とは、遊女の最高位とされる人をさしていいます。

これは、中国で、「君主が色に溺れて、城や国を滅ぼす美女」という意味からきている、と言われています。

恋傾城[こいけいせい]

この曲は、もと『傾城』[けいせい] ですが、唄い出しの「恋と云う文字の姿~」という詞章からとって、『恋傾城』とよばれるようになりました。

傾城[けいせい]とは、遊女の最高位とされる人をさしていいます。

これは、中国で、「君主が色に溺れて、城や国を滅ぼす美女」という意味からきている、と言われています。

子守[こもり]

豆腐屋におかずの油揚げを買いに行った子守の娘が、鳶[とび]に油揚げをさらわれてしまいます。

追った子守の娘が転んでしまうと、背負った赤子が泣いてしまう。あわててあやし、故郷の越後を懐かしみながら、面白く踊る、 という趣向の演目です。

鷺娘[さぎむすめ]

しんしんと降る雪の中、鷺の化身である美しい娘が、白無垢姿で傘を差しながら、たたずんでいる。

そんな幻想的なワンシーンから始まる名曲。

日本舞踊【鷺娘】003

 

 

 

 

 

 

汐汲[しおくみ]

能の「松風」にその趣向を借りた演目といえます。

在原業平[ありわらのなりひら]の兄:行平[ゆきひら]が、その昔、須磨証へ流されたとき、姉妹の海女、松風と村雨[むらさめ] とを愛したという伝説が、能に取り入れられて『松風』となり、やがては歌舞伎舞踊・日本舞踊にも取り入れられた、と考えられます。

芝翫奴[しかんやっこ]

吉原の遊郭に、主人のお供をしてきた奴[やっこ]がはぐれ、片手に提灯[ちょうちん]を持って、 主人を探してまわる、という設定の舞踊です。上演時間は、およそ15分程度で、とてもシンプルな曲とも言えます。

二代目中村芝翫[なかむらしかん]が踊ったことから、この供奴にことを、『芝翫奴』[しかんやっこ] と呼ばれていますが、『供奴』[ともやっこ] とも言います。

芝翫傾城[しかんけいせい]

傾城[けいせい]とは、遊女の最高位とされる人をさしていいます。

これは、中国で、「君主が色に溺れて、城や国を滅ぼす美女」という意味からきている、と言われています。

また、この曲は、もと『傾城』[けいせい] ですが、二代目中村芝翫[なかむらしかん](四代目中村歌右衛門)が踊ったことから、『芝翫傾城』[しかんけいせい] と呼ばれるようになりました。

助六[すけろく]

歌舞伎十八番の『助六』のエッセンス的な内容の演目といえます。

歌舞伎十八番の『助六』の中の、河東節の助六の花道での出端を取り入れて、 移行した演目となっています。

玉兎[たまうさぎ]

月の中に棲んでいると信じられていた兎が、月の中で餅つきをする餅つき踊りを表現した後、 カチカチ山のおとぎ話を舞踊化した踊りが続きます。爺、婆、狸、兎の四役を踊る演目です。

年増[としま]

駕籠[かご]から出てきたほろ酔い気分の主人公が、酔った勢いから、男との馴れ初めや、恋の鞘当、いさいかいを仕方話で踊る、 という趣向の演目です。

この主人公の女性をさして年増といっているのですが、当時は二十代になると年増といっていましたので、 現代とはかなり感覚が違うのだと思います。

供奴[ともやっこ]

吉原の遊郭に、主人のお供をしてきた奴[やっこ]がはぐれ、片手に提灯[ちょうちん]を持って、 主人を探してまわる、という設定の舞踊です。上演時間は、およそ15分程度で、とてもシンプルな曲とも言えます。

文屋[ふんや]

『六歌仙容彩』[ろっかせんすがたのいろどり]のひとつである、『文屋』[ふんや]は、平安時代の文屋康秀[ふんややすひで]が、 粋な江戸の気分を踊る、という趣向の構成となっています。

『六歌仙容彩』[ろっかせんすがたのいろどり]にあるように、もと小野小町をめぐって思いを打ち明けるが、その恋は成就しない、 というストーリーのはっきりとした変化舞踊のひとつだけに、ストーリーを保ちながらも、 江戸気分での軽妙でありながら滑稽な感じの味を出すことが、とても難しい演目とされています。

六歌仙[ろっかせん]

『六歌仙』[ろっかせん]とは、『六歌仙容彩』[ろっかせんすがたのいろどり]の通称です。

この演目は、今日では、『文屋』[ふんや] 『喜撰』[きせん] が、独立した演目として上演されるケースも多い曲です。

また、

●『僧正遍照』[そうじょうへんじょう]は長唄・義太夫

●『文屋』[ふんや]は清元

●『業平・小町』[なりひら・こまち]は長唄

●『喜撰』[きせん]は清元・長唄

●『黒主』[くろぬし]は長唄

といったかたちで演奏されています。

六歌仙容彩[ろっかせんすがたのいろどり]

この演目は、今日では、『文屋』[ふんや] 『喜撰』[きせん] が、独立した演目として上演されるケースも多い曲です。

また、

●『僧正遍照』[そうじょうへんじょう]は長唄・義太夫

『文屋』[ふんや] は清元

●『業平・小町』[なりひら・こまち]は長唄

『喜撰』[きせん] は清元・長唄

●『黒主』[くろぬし]は長唄

といったかたちで演奏されています。

『六歌仙容彩』[ろっかせんすがたのいろどり]は、通称で、『六歌仙』[ろっかせん] とも呼ばれています。