【日本舞踊】演目辞典 TOP > 奴面物[ふたおもてもの]

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双面[ふたおもて]

双面とは、もともと歌舞伎のなかで、

「恨みを持ったものの霊魂が、そっくり同じ扮装で登場し祟ろうとする。そこで神仏の力によって、本性が見顕される。」

という種類の舞踊をさしていうものです。

双面水照月[ふたおもてみずにてるつき]

今日、双面[ふたおもて]と言えば、この双面水照月[ふたおもてみずにてるつき]をさしていうくらい、有名な曲です。

もとは、金にも女にも目がないという、悪徳かつ破廉恥で堕落した坊主である法界坊の芝居、『隅田川続俤』 [すみだがわごにちのおもかげ]の大切で、終幕にあたる曲です。日本舞踊では、これを独立させて上演します。