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橋弁慶[はしべんけい]
古くは、向こう鉢巻に七つ道具を背負った弁慶が、五条橋で牛若に袖を引かれる、という踊りだったようです。
しかし今日上演される『橋弁慶』という演目は、謡曲がアレンジされたものなのです。曲が一時期途絶えていたことも、 影響していると言われています。また、義太夫も、この長唄とほぼ同じかたちとなっています。
【あらすじ】
弁慶が五条橋に出る少年の働きを従者から聞き及び、これを退治しようとやってきます。
戦いますが、これに敗れた弁慶は、この少年と主従三世の契りを交わします。
【基礎データ】
■文化八年(1811)江戸は中村座初演
■本名題:『遅桜手爾葉七字』[おそざくらてにはのななもじ]
■『鬼一法眼三略巻』[きいちほうげんさんりゃくのまき]五段目から独立
■作詞:二代目並木五瓶[なみきごへい]
■作曲:明治元年(1868)三代目杵屋勘五郎[きねやかんごろう]
■上演時間:およそ16分
初演と作曲で、年号が異なります。
これは、一時期この曲が絶えていたためで、明治元年に、あらためて作曲され復活し、舞踊化されたためです。
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