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土蜘[つちぐも]

能を移した松羽目物であり、新古演劇十種のひとつに数えられる演目です。

前半が、源頼光[みなもとのよりみつ]の館の場面で、後半には、土蜘[つちぐも]退治の場面へと展開します。

はじめ、源頼光[みなもとのよりみつ]の館の場面、病に冒された源頼光[みなもとのよりみつ]が登場します。

侍女である胡蝶[こちょう]が、そこへ薬を持ってきて、主人の慰めのため「その名高尾の山紅葉」と踊ります。

胡蝶が退場したところで、僧智籌[ちちゅう]が登場して、出家したいわれを踊ります。しかしこれを太刀持に見破られた僧智籌 [ちちゅう]は、蜘蛛の糸を投げつけて消えていきます。ここまでが前半。

後半は、土蜘[つちぐも]との戦いの場面となり、最後には土蜘を退治して終わります。

■明治十四年(1881)新富座初演

■作詞:河竹黙阿弥[かわたけもくあみ]

■作曲:三代目杵屋正次郎[きねやしょうじろう]

■新古演劇十種のひとつ

■上演時間:およそ60分

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