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紅葉狩[もみじがり]

舞台は、信州戸隠山の山中。

花道より登場する平維茂[たいらのこれもち]と従者二人は、上臈[じょうろう]たちの紅葉狩に引き止められます。場所を移して、 女たちにもてなされる平維茂[たいらのこれもち]と従者二人の一行でしたが、更科姫の踊りが佳境に入る頃、寝入ってしまうのでした。

のちに鬼神としての正体をあらわす更科姫は、このとき、一同を促して上手に入ってしまいますが、実はこのとき、 男の足どりに変化しています。

これは、更科姫が実は、鬼神であったためですが、山神が現れて、足拍子を踏みながらこのことを、平維茂[たいらのこれもち] と従者二人の一行に知らせます。

その後、平維茂[たいらのこれもち]は、更科姫と激しく戦い討ち取るところで幕、というストーリーとなっています。

ただし、通例では、鬼神が松の木に逃げ上り、平維茂[たいらのこれもち]を見すえたところで幕切れとなります。

■明治二十年(1887)十月、新富座初演

■作詞:河竹黙阿弥[かわたけもくあみ]

■作曲:鶴澤安太郎・五代目岸澤式佐・三代目杵屋正次郎

■能の同名曲を歌舞伎舞踊化した曲

■新歌舞伎十八番のひとつ

■上演時間:およそ50分

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