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雪[ゆき]
上方の地唄舞のなかでも名作のひとつ、と言われている演目です。
詞の中の役割としては尼ですので、手桶を持って舞う演出もあるようですが、芸者姿で傘を使う演出のほうが、多く用いられるようです。
もと大阪の芸者であった尼が、俗世の頃につれなかった男なのに、まだ今になっても煩悩から解脱できない、と嘆いているが、やがて、 夜明けにようやく悟りの境地に達する、という内容の演目。
「花も雪も払えば清き袂かな」との詞章で、冬の夜を舞台にしています。
また、曲中には、雪の手や鐘の音の合方が用いられます。雪の場面には、ポピュラーな合方といえる演出です。
【基礎データ】
■作詞:流石庵羽積[りゅうせきあんはづみ]
■作曲:峰崎勾当[みねざきこうとう]
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