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将門[まさかど]
この舞踊は、七人の影武者を置いた不死身の将門が、呪文とともに飛んできた矢にこめかみを射られ、落命したとの伝えの後日譚、 として構成されています。
蝦蟇[がま]の妖術を使うという、将門の娘「滝夜叉姫」と、源頼信の命を受けた大宅太郎光圀のふたりが登場する物語。
[あらすじ]
光圀が将門の残党を探し、相馬の古御所に忍び込むと、島原の遊女「如月」に化けた滝夜叉姫が現れ、色仕掛けで、 光圀を見方に引き入れようとする。
光圀に見破られた滝夜叉姫は、妖術を駆使して、光圀と闘う。
光圀と滝夜叉姫のやりとりや、光圀がかつての合戦の様子を回想して踊るシーンなど、ストーリーがとても巧みに舞踊化されていて、 見ごたえのある日本舞踊曲となっています。
またストーリー展開とともに現れる華麗な衣装や、滝夜叉姫と捕り手がからんでの所作ダテ、光圀と滝夜叉姫の二人が見せる足拍子など、 ダイナミックに魅せる構成がされているので、観る者を飽きさせません。
全編通して、錦絵風の魅力的な美しさに貫かれた作品といえますので、ストーリーが良く分からなくても、楽しめてしまう曲、 とも入れるかもしれません。
■天保七年(1836)七月、江戸中村座初演『世善知鳥相馬旧殿』の大詰めの舞踊を本局として、通称の『将門』が定着した。
■作詞・脚色:宝田寿助、作曲:五代目岸澤式佐
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【日本舞踊】演目選:ま行 ,
常磐津[ときわず] ]