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日本舞踊】演目辞典は、

日本舞踊に興味のある方

日本舞踊を習ってみたい、とお考えの方

また、すでに日本舞踊をお習いの方の中でも、

日本舞踊に関する知識を幅広く習得されたい、とお考えの方

まで、幅広い皆様のお役に立てる辞典です。

日本舞踊を鑑賞される時や習う時、少しでもその演目に関する知識があると、興味が持てて、見方が変わってきます。

現代の暮らしの中でも、例えば、コンサートを聞きに行くとき、そのアーティストのことや曲を聴いたことがあるだけで、楽しめるようになったりすることありませんか?日本舞踊にも同じことが言えると思うのです。

ですから、各演目の概要やあらすじ、見どころや歴史的背景について、できるかぎり「分りやすく」、記すように心がけています。ご覧いただいた皆様の少しでも心に残りやすいように、配慮して記しました。

【日本舞踊】演目辞典は、より多くの方のお役に立ち、日本舞踊を楽しいでいただきたい、との想いからつくりました。

各演目の内容を、楽しみながらご覧いただきまして、あなたの日本舞踊ライフを、より一層楽しいものにしていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

いつでもお気軽にご訪問ください。

どうぞ末永く、よろしくお願い申し上げます。

いつでも、ここで、お待ちしていますね♪

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仲蔵狂乱[なかぞうきょうらん]

初代中村仲蔵[なかむらなかぞう]が初演した事から、この演目は、『仲蔵狂乱』と呼ばれるようになりました。もとは、 江戸の顔見世狂言の中で、一番の中心となる五番目の曲でした。

子を思う父親の狂乱の演目であり、実はこの狂乱は偽狂乱で、娘を守らんが為のものであったというところが、この曲のテーマであり、 見どころである、と言えます。

俄獅子[にわかじし]

吉原には、八月一日から晴天三十日間、芸者・幇間[ほうかん]が、仮装をして凝った踊りの新曲を見せた年中行事がありました。 それを吉原俄[よしわらにわか]と呼びました。吉原俄は、別に、踊俄とか俄踊りとも呼びました。

この俄獅子は、この年中行事の催しと獅子舞を組み合わせて舞踊化したものです。

この年中行事吉原俄に廓情緒、獅子の狂いを組み合わせたところは、粋と洒落っ気を好んだ江戸っ子気質をよく表している、 と言われています。

身替座禅[みがわりざぜん]

能『花子』[はなご]を移した松羽目物のひとつです。

初演以降、七代目坂東三津五郎と六代目尾上菊五郎のコンビが好評で再演を繰り返し、尾上菊五郎家の新古演劇十種に加えられた、 という演目です。

内容は、男の浮気を、女房にしっかりと押さえられてしまう、という男性には怖いお話となっています。

棒しばり[ぼうしばり]

能狂言をもとにつくられた舞踊であり、松羽目物のひとつといえる演目です。

松羽目物ですから、舞台装置は、正面には鏡板があり、その前には長唄囃子連中が並ぶというかたちになります。

曲中、棒に両手を縛られたまま踊る場面があり、舞踊の名手といわれた、初演の六代目尾上菊五郎や七代目坂東三津五郎に、 手を使わずに踊らせるという趣向のためにつくられた舞踊、ともいわれています。

船弁慶[ふなべんけい]

この『船弁慶』では、静御前と平知盛[たいらのとももり]の霊の役を、ひとりで演じて踊ることになります。

義経との別れを惜しむ静御前の哀切さ、知盛の凄絶さという、ともに義経に対する愛憎ふたつの感情を、 ひとりの演者が踊り分けることになるわけです。

もちろん、最もこれがこの『橋弁慶』の難しい点ではありますが、もっとも見どころとされる点でもあるのです。